セミナーのスケジュールの為、岩瀬先生にはとても申し訳なく、19時から始まった夜の講座。
「疲れているでしょ〜」と気遣いを受けながら…でも、とんでもありません
先生の熱意と説得力のある話し方で二時間はあっという間に過ぎていきました。
まず 始めに「皆さん 正直
どんな事に困っている?」と先生から質問が…受講した先生方も 次から次と出てくる本音。「そうよね…
分かるわ…」と、岩瀬先生は私達と同じ目線に立って共感しながら、話を進めていってくれました。
常にその時の状況を即座に読み取り、どうレッスンを進めていくか、先生が私達に講座で話しているそのご様子で、本来あるべきレッスンの大切さや、人とのコミュニケーションの大切さなど、今、まさにそれが大切だと教わった感じが致しました。生徒が練習してこない!考え方が違ってきた親との関係等…そちらのせいには出来ないなと反省何故、練習してこないのかを掘り下げ、親には常識的な事も、話をして教えていかなくてはいけないと、思いました。
今の子供達は本当に忙しく、練習も少ないうえに 親の期待度は高く、求められるものも高くなっています。いかに 集中させ短時間で身に付けさせて、力をつけていくか。右脳を使って工夫された先生の教本には知りたいことが沢山あることでしょう。是非とも、これに引き続いて、この能登でも教材研究の講座が開講されることを楽しみにしています。(I)
いっぱい歌っていっぱい勉強していっぱい遊んで・・・
セミナーの最後は2日間の成果発表とヤングピアニストによるコンサートです♪
初級・馬場先生クラスは「犬の発声練習」とリストの「狩り」
中級・志賀先生クラスは「主よ人の望みよ喜びを」
上級・福田先生クラスは「浜千鳥」
各クラスともハンドサインを含めて2日間で習ったことを名曲に織り交ぜながら発表しました。
リズムのこと、音程のこと、和音のこと、調性のこと、作曲家についてなどなど、
机の上だけのソルフェージュではなくて、演奏表現につながる生きたソルフェージュを学ぶことができました。最後はみんなで福田先生が作曲してくださった「セミナーの歌」を合唱、心地よい音楽に会場中がひとつになったような気がしました。
馬場先生、志賀先生、福田先生、本当にありがとうございました。
初参加(2年生Rちゃん)より
「最初はドキドキしていたけど、皆とも友達になれたし、お勉強も楽しかったです。
1番楽しかったのは、お餅のわらべうたです。帰って妹にも教えてあげました。また行きたいです」
お母様より
「はじめて参加させてもらいました。セミナーの講座の面では、大変わかりやすく、拍やリズムを教えて頂き、娘も勉強させられているという感じではなく、楽しんで講座を受けさせて貰っていました。
また、はじめて親元を離れて泊まるということを経験しましたが、お部屋の皆で色々と考えながら、時間を見て行動したようです。いつもは親に言われてする事も自分の力で考え行動する経験も大変価値があるものでした。」
<上級・福田先生クラス>
一日目
→リズム聴音、メロディ聴音
→Durとmollの違い
Durの楽譜を元にmollにしていくのが判りやすい(Durの第3音と第6音を半音下げる)
→「浜千鳥」のメロディを展開させ、2部のパートにしたりmollに転調したりリズム手拍子を入れたりし、最後はハンドサインで締めくくるという作品に仕上げた。………この「浜千鳥」を成果発表に用いた。
二日目
→D(ドミナント)、S(サブドミナント)、T(トニック)について。
→主要三和音(TWX)について
→曲の構成を考える。………どこが山場かな?T、D、Sは?TWX
は?
二日間を通して、子ども達の様子は皆、集中して学習できていたと感じた。二日目最後の授業が終わった後も中学生は教室に残り福田先生にたくさんの質問をし、とても意欲的だった。成果発表は練習ではなかなか声が出なかったが、本番では頑張って大きな声で歌えていた。
有意義な二日間になった様子。
以上、福田クラスレポートでしたぁ(S)
<初級・馬場先生クラス>
ひとなげ ふたなげ みーなげよなげ〜
のわらべうたで始まった馬場クラスは、少しはにかんだ笑顔の24人です。
わらべうたを8拍ずつペアを替えながら握手する遊びは、最初は難しく、衝突したりペアを見失ったりでしたが、2日目には4拍・2拍まで歌いながら出来るようになりました。もうみんな満面の笑顔です。
生誕200年のリスト作曲の「狩り」のテーマを用いて、拍打ち・リズム打ち・聴音・ハンドサインを学び、更に強弱や速度記号まで体得した、盛り沢山の授業でした。
1〜3年生のちびっこ達が、少しお兄さん・お姉さんに成長した2日間でした。(N)
2011年 テーマ
〜 作りだそう音、重ねよう音♪ 〜
あってる〜♪
セミナーの楽しみと言えば、なんといっても
みんなで食べるごはん&みんなとお泊まり&みんなとお制作♪
今年の制作は保護者の方でフラワーアレンジメントの先生が名乗りを上げてくださり、とってもかわいいフラワーケーキを作りました。できあがった作品を見てみると、その子らしさで溢れているものもあり、普段と違う意外な組み合わせで作ってあったり、華やかに作ってあるのもあればシックにまとめてあるものもあり、その子の性格がよくわかる作品に仕上がってました。
作品はロビーに展示してコンサートに来てくださった方々にも見ていただきましたよ☆
今年のプレミアムコンサートは、ヤングピアニストによるコンサートでした。
小学3年生の馬場彩乃ちゃんは、昨年までは一緒にセミナーで勉強した仲間。
みんな興味津々で聴いていました。とっても上手で、しかも、たくさんの曲を弾いてびっくりです。
高校生の反田恭平さんは、心地よいハイドンのソナタの後に、ダイナミックなショパンエチュード。
そのギャップにまたまたびっくりです。
最後は、おなじみ沼沢淑音さん。何度もプレミアムコンサートで演奏されているけれど、毎回、演奏が進化していきます。今回もため息が出るようなステキな演奏でした。
そして本当の最後にサプライズ。3人の6連弾「ドレミの歌」「チャップスティック」でした。
年が離れているのに、合わせる時間もほとんどなかったのに、息がピッタリの楽しい演奏でした♪
<中級・志賀先生クラス>
志賀クラスは4年生、5年生が中心のクラスでした。初めは、かなり緊張してたみたいです。
さあ、授業の開始です。初めは音の重なりを聴きとる課題です。先生のピアノの音がなります。
……みんなの頭の中は?????
難しい、わからないとの声が聞こえてきましたが、何回か聴いているとだんだん調子が出てきました。わかった(^O^)と声が聞こえきました。次はみんなで声をだしてみました。志賀先生のやさしい声に、みんなも続きます。う〜ん。ハモるのは難しいね。もう一度。あっ、きれいきれい。みんなの声がそろうとなんて素敵(*^_^*)
2日目のクラス発表の練習もはじまりました。
生徒達は学校より長い60分の授業の後は、またまた長い30分の休み時間です。すぐに仲良くなり楽しそうです。子供達のパワーはスゴイ。
授業は順調に進んでいき、成果発表がちかづいてきました。さっきまで元気だったのに…緊張する…どうしよう…大丈夫本当によく歌った2日間だったから…大丈夫(*^_^*)
セミナーが終わり初めてのピアノレッスンに来た○○ちゃん。曲を聴いてびっくり。まだまだ練習途中の曲でしたが前よりも生き生きと弾いています。セミナーってスゴイと改めて実感しました。(N)
元気に拍あるき♪
ひとなげふたなげ〜♪
ド〜♪
ソ〜♪
Boys〜♪
みんな真剣〜♪
歌うの大好き〜♪
リズムたたき♪